Flock of Goats 2

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169 - American Horror Story S01 / アメリカン・ホラー・ストーリー シーズン1

前から気になってたけども、他に色々面白いのがあり過ぎたので後回しになってた、アメリカンホラーストーリーを見始めた。

 

シーズン1は「呪いの館」といサブタイトルの通り色々問題を抱えた家族が心機一転のつもりで居場所を変えたのは良いが、古い家を買ってそこで色々と呪いとしか説明のつかないおかしなことが起きる。

 

現在E07だが、なんというかこのドラマは奇をてらわずホラーを全部やろうよ、というコンセプトのように思う。というのも出てくるエピソードのほとんどが、どこかで聞いたような話のパッチワークだ。

自分の過去の身勝手な振る舞いに苦しめられる男(こういう話好き)、幽霊と恋をする少女、顔に火傷を負った謎の男、図々しい隣人、実際は老婆だが見る人にはエロいメイドみえる人、マッドサイエンティスト、実在の殺人鬼を崇拝して真似る集団(マインドハンターでも題材になった看護学校生殺し)、悪魔の子を身籠る、などなど、、。

 

受け手によると思うが、所々にコメディなのこれ?と言いたくなるような演出やストーリーが挟まる事がある。

もうキャスティングからして狙ってるとしか思えない、モダンファミリーのキャメロン役の人が豚のマスクの殺人鬼の都市伝説に悩まさせられる話。鏡の前で「豚男、出ておいで」と3回言うと実際豚マスク男がその場にでてきて殺されるという都市伝説を実行してしまいそうで怖い、と思いを精神科医の主人公に打ち明ける。

「勇気を出して言ってみればそんな事は起こらないのは分かる」とアドバイスされ家で実行するのだが、その場に偶然居合わせた強盗に「俺の事を豚男って言ったな」と言われ射殺されてしまう。もう笑うしかない。

 

全編を通して顔のアップのショットが多く低予算感もあるのだけれど、それでも「誰が実在している人物なのか」「どこまで現実なのか」といった境目をフラフラしている感じや過去を掘り下げていく感じは見てて気持ち良い。これで良いんだよね。

 

 

 

168 - 絶望の穴

ショッピングモールで娘が迷子になった。見つかるまで10分くらいだったろうか。

 

いつもはほっといても勝手にどっかいったりする子じゃないんだけど、疲れてきたりすると集中力がとぎれるのか、気になるものが目に入ると構わずそこへ行ってしまう事がある。
今回も完全に油断していて、「電器屋さんへいこう」と話して3Fへ嫁、娘2、俺、娘1という順番でエスカレータを上がり、降りた所で20歩くらい歩いて電器屋に入りふと後ろをみると娘1がいなくなっていた。最後に認識したのはエスカレータを降りた所。
嫁にインフォメーションで迷子の放送を依頼。その間付近を探す。

この時に気づいたけど、7歳だと完全に行動が読めない。一度はぐれたときの対処法を教えた事があったけど、たぶん1年くらいまえだな、と思い出した。


あのこと覚えてるかな、とか理解してたのかな、とか、駐車場に行ってないといいけど、とかエスカレータは降りるだろうか、まさかエレベータは使わないよな、とか考えているうちに時間も過ぎ、ここに娘がいないという現実を突き詰められるとともに最悪の事態の事も色々と頭をよぎり始める。

 

自分の足元にぽっかりと深い暗い穴が空きはじめ、徐々に大きくなる。
その穴にゆっくりと吸い込まれはじめて、もがいて必死に走っていているけど、ほとんど前に進まない。
その感覚に襲われ始めた頃、嫁から電話。

 

「3階の1番奥の店で預かってるって」

 

娘は泣いてなかった。
ミニオンの看板を見てたらみんな居なくなってたから、歩いて探しにいった。電器屋を探して歩いたけど見つからないから、店の前に出てた店員さんにパパとママがいない、と伝えた。
預かってもらってた店ははぐれたところから一番離れた奥の所で、ずいぶん歩いたな、と思った。

 

「ほんとうは泣きたかったんだけど」

 

と娘。本当にすまんかった。

 

167 - Life is Strange Before the storm E01 /ライフ·イズ·ストレンジ ビフォア・ザ・ストーム エピソード1

はじめた。Life is Strange のスピンオフ。

 

前作の主人公マックスがシアトルに引っ越して3ヶ月後のクロエの話。今回プロットはあまり明らかにされていないが、トレーラーをみるとクロエ x レイチェルの話と、自身の家庭環境問題(亡くなった父親と、例のアイツね)などから荒れてドラッグディーラーとの関係を深め徐々にトラブルに巻き込まれていく様子が描かれるようだ。

 

ゲームをはじめてジャーナルを開くと連絡の途絶えたマックスへの想いが綴られており、携帯のメッセージはクロエが送った3通で止まっていて、いきなり切なくなる。

なんで音信不通になってしまったんだっけ…?


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前作は、ゲームを押し出していた。まあ今回もゲームなんだけども、クロエには時間を操作できる能力はないのだ。(いまのところね)

 ひょっとしてクロエにも同じ能力があったとかだったらスゲーなと思ったけれど、このスピンオフをみるとシリーズ継続の観点からかドラマに絞って描いて行くことを決断したように思える。そう、ドラマ描写は一流だったのであまり主人公の特殊能力に頼らなくてもいけると判断したのではないかな。脚本と演出でユーザーを引き込んでしまえば勝ちなのだ。ゲームエンジンもUE3からUnityへ鞍替え。

 

なので全体的なゲーム感は減っていて、会話が多くなっているように思う。その代わりなのかわからないけど今回は特定の場所で服が選べたり(会話の反応が変わる)する。


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前作でマックスが写真を取る行為が収集要素になっていたけれど、今回は「タグ」。要するにマジックでメッセージを落描きするのだけどこれも大体内容の選択肢があり、皮肉の効いた落書きは笑ってしまう。

 

前日譚としての醍醐味もちゃんとある。クロエの口癖"hella"はカリフォルニア生まれのレイチェルの影響であるのがわかったり、ドラッグディーラーフランクのおっかねー犬のポンピドゥーの仔犬時代がみれたりするのは楽しい。

 

そして前作の弱点でもあった表情のアニメーションは大幅に改善された。ライティングも人物に関しては力を入れているのがわかる。前作はどちらかというと環境のライティング重視で光が溢れる室内や夜のプールは透明感があり本当に美しかったがキャラクタは多少問題があるような見え方をする箇所があった。エイリアシングが少し気になる箇所があるが今回はだいぶ自然な映画風のライティングになっていて全体的に良くなっている。

 

いまメニュー画面にはエピソード3まで表示されてるけど、3話で終わりなのかな?だとするとレイチェルが行方不明になるところまでは行かなそうな雰囲気。

 

それから相変わらず曲が良い!

 

166 - Master of None S02 / マスター オブ ゼロ シーズン2

見終わった。最高だ!

音楽は完璧だし、なによりみてて楽しくて幸せな気分にさせてくれる。フランチェスカ役のひとすごい美人だな。まあ、ラスト2エピソードは非常に困難な状況に置かれてしまうので、シリアスな感じにはなるのだけどね。

印象的なインタールードともいえるep6ニューヨーク、アイラブユーは面白かった。何人かの視点が切り替わるのだけれど、途中で聾唖のカップルに移る。その間、全くの無音になる。おお、なんか凄いぞ、と思ってみてると、買い物に出かけた店で二人が手話で痴話喧嘩をはじめて思わず吹き出してしまう。

アジズ・アンサリはスタンダップコメディもホント面白いけど、映像をとらせても凄いのかも。

 

追記:

Apple music にピッチフォークによるプレイリストがあった。

https://itunes.apple.com/jp/playlist/master-of-none-all-songs-in-season-2/idpl.d5b93ed3b98d4ca7a6636843adba2127?l=en

165 - ベター・コール・ソウル シーズン3 エピソード5  まやかし/ Better call saul s3e05

見終わった。素晴らしい!

ラスト30分でこれまでのストーリーの精算がされる。本当に制作陣がジミー・マッギルというキャラクターに愛情をもって丁寧に丁寧に描こうとしているのが伝わってきた。いかにしてジミーがソールとなったのか?って、そうだよ、そんなかんたんな話じゃないんだよな。

164 - Fargo シーズン1 と シーズン2 のつながりについて

Fargo: Connections and recurring themes between seasons one and two

 良い解説動画があった。

  •  シーズン1 の主人公モリーの父がシーズン2の主人公ルーである。
  • シーズン2の殺し屋インディアン、ハンジーは整形してシーズン1のファーゴのギャングのボス、モーゼス・トリポリとなった。(「…これがメッセージだ」、と同じセリフを喋るシーンがある。でも顔違いすぎるよね)S1でマルヴォにより殺されている(ような演出がある)
  • シーズン2のハンジーの最後のシーンでキャッチボールをしてる二人がシーズン1のミスターレンチとナンバーズ。いじめっ子から救い、ハンジーが育てた?
  • シーズン2でルー達と行動を共にしてたがすぐ保身に走る刑事ベン・シュミット(ルーに「クソ刑事だなあんた」と言われてたあのひと)はシーズン1でも登場し、「スー・フォールズの二の舞だ」みたいなセリフや、ジイちゃんルーがモリーの旦那にベンの事を尋ねるシーンがある。
  • シーズン2でルーが娘のモリーに「釣りに行こう」と言うシーン。シーズン1でも二人で釣りに行くシーンがある。

ざっとこんな感じ?計算された緻密な繋り、っつーわけではないけどれども、なるほどと思った。UFOもシーズン3の伏線と考えるのが妥当かと思う。(え?)

 

163 - 6歳の神様

娘6歳が熱を出してソファで寝ている。

ふとみると、両手を合わせて何やら呟いている。聞くと、「かみさま、明日はようちえんで餅つきがあるので熱を治してください。」とお祈りしていた。神様のことなんか俺からは何も教えた事はなかったので、興味があって聞いてみた。

 

「神様ってどこにいるの?」

「お空の上。」

「どんな風な形?動物っぽいとか、手は何本とか」

「人と同じ。」

「どんな人?」

「女の人で、目をつむってて、水色のドレスを着てるの。」

「パパは神様って男の人だと思ってたよ。こんど紙に描いて見せて」

 

といって描いてもらう約束をした。彼女のこれまで得たのいろいろな情報の断片から神様ってものを想像してるようだ。水色のドレスは「金の斧」の絵本かな。