Flock of Goats 2

主に海外ドラマの記録

175 - 最近観てたもの 2021年夏~冬

アーケイン  S1

今年はイカゲームで終わりかな~と思ってたら、来た!


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このアートスタイルでシリーズアニメが観られる幸せよ!と思ってたらストーリーも良い!LoLまったく知らないのだけど、とても楽しめた。
対照的な二つの都市の中、姉へ執着し愛を乞う妹ジンクス(パウダー)とたくましく生きる姉ヴァイをメインに、成長し変化していく仲間の関係や、強大なテクノロジーとそれを取り巻く政治劇を素晴らしい密度感で描く。
幼少期のジンクスはいわゆるみそっかすであり、自らの存在価値を証明しようと躍起になるあまり重大な事故を起こしてしまうのがきっかけで、地下都市を仕切るヴィランであるシルコに育ててもらうようになる。テロリストとして生きるようになったジンクスは、簡単に言うと、メンタルが壊れてしまうのだが、傍ら爆薬や銃器を自作し操るキャラクター像が自分にはとても魅力的に映った。他の登場人物達も皆、いろんな意味での境界を越えようと努力したり、または意図せず境界を越えるような状況になってしまったりするその姿が印象的に描かれている。シーズンを通してパワーゲームの予測不能な因子たちがそれぞれうまく配置されていて、ラストのシーンは… という感じでなかなかつらい感じの話ではあるのだけれど、最後までのめり込んで観てしまった。あとアクションシーンもいいですね。

イカゲーム S1

うぉ~おもしろい!自分はカイジ今際の国のアリスも未見のデスゲーム初心者であるのだが、なんとなくイカゲームは「パラサイト」を経由して出てきた作品だなーと思った。(と思ったらサントラ書いてる人が一緒だった)

序盤で一旦ゲームから退場し、また自分から戻るあたりを丁寧に描いているのが良かった。

ネタばれだが、綱引きのシーンが本当に素晴らしい。エピソードの切り替えを挟んでるので10分くらいの印象があったが、3分半しかないのね。下は吹き替え英語版だが、ここはぜひ原語+字幕で。


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ビカミング・ア・ゴッド S1

ブレイキング・バッドの最後の余韻といった感じだったが、クリスタルの中身のないキャラクターがなかなか良かった。好印象だったのは、シングルマザーとなったクリスタルが何か行動を起こす局面で赤ん坊を一緒に連れて世話をしながらだったり、友人へ預けを依頼するシーンがしつこくあるのが良かった。

セリング・サンセット S4

なぜ観てしまうんだ…。サイボーグ美人ばかりの不動産屋リアリティーショー。

シーズン4ではクリスティーン vs その他 の構図が拡大する。そしてジェイソンおまえトラブルになるの狙ってるだろ、としか思えない過去のいざこざがあったスタッフの再雇用。話の全容がなかなかつかめない。誰かが嘘を言っているようだ。

クリシェルの再起の過程はみてて気持ち良いがラストは「え~!?」(おもうつぼ)

前シーズンのゲスト?はクィアアイのカラモだったが今回はシャン・チーである。(シム・リウ。)家買えたのかな?

それから「セリング・タンパ」としてタンパ支社のスピンオフの配信があるようだ。


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#blackAF S1

「ブラッキッシュ」で一世風靡したケニヤ・バリス氏がそのままw出演したモキュメンタリー風シットコムで、面白かった。ブラッキッシュはこの間Disney+で日本でやっと配信。二つ見比べると興味深い。

ロック&キー S1

あれ!?面白いぞ。家族、学園ものとファンタジー、ハードコアサスペンスのミックス具合は、ハリーポッターと比べられるようだがこちらもなかなか良い。記憶や脳内の描写は楽しいし、テンポよく鍵が現れるワクワクと謎で引き込まれる。

エミリー、パリへ行く S1

昔の「アグリーベティ」を解釈し直した雰囲気で、なんか懐かしいぞ?と思いながらも楽しくみれた。まあ異国ではモテモテになるのが良いにきまってるし、フランス語喋れないけど結局どうにかなっちゃうし、仕事も失敗ばかりだけどちょっとの工夫と努力で大成功しちゃう方が良いんですよね。あと「ゴシップ・ガール」(HBOリブート版ではない) のネタバレが不意打ちで来るのでご注意を。(そんなもんにがっかりするひとは自分以外いなそうだけど)
そしてS2の配信がそろそろ。

ホークアイ S1E4まで 

いいね~。ジェレミーレナーの顔が見るたびにしわしわに… は置いといて、若干こじ付け感があるが、意図せず子弟関係になってしまった状況を受け入れるクリントとケイトの"インターンシップ"が楽しい。それからシームレスなE3のカーチェイスシーンが遊園地のライドみたいで気持よい。LEDスクリーンの撮影かな?


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フィール・グッド S1~S2

GirlsやLoveの系統の好きなやつだった。人々が抱える問題を特別な物として描かず、日常生活の中で向き合ったり逃げたりしながら生きていく様が魅力的であったりする。

フィアーストリート Part1 ~ Part3

普通に面白い。どっかで見たような話の寄せ集めっぽい印象を受けるが、街に伝わる因縁の話を時間をかけて原点まで遡る構造は良かった。Part3は1666の副題で原点の話にはなるが実際1666年のシーンは半分くらいで、そこからPart2に戻ったりもする。忘れてしまったが最後は1994まで戻るんだっけかな?

真夜中のミサ

とある小さな島に少しづつ奇妙な事が起き始め、なにか良くないものがやってくる。

のだが退屈に感じてしまったなぁ。最後も引っ張った割には、といった印象なんだよな~。

LOKI

あれ?期待がデカすぎた?ミスミニッツはお気に入り。

マーダーズ イン ビルディング S1E2まで

セレーナ・ゴメスを息抜きに見始めたがなかなか良い雰囲気である。

その他見てたもの

  • セックスエデュケーション S1~S2
  • 大豆田とわ子と三人の元夫
  • 全裸監督 S2
  • モダンファミリー S7
  • ブラッキッシュ S1E4 まで

174 - 最近観てたもの 2020年冬~2021年春

ワンダビジョン

Disney+のMCU新作トップバッターという事で、ビジョン死んだでしょ?とかなんでシットコム?とトリッキーなフックが用意された今作。いくらMCUといえどこの時代普通にやってたら無視され衰退していく可能性があるところを「新しくて面白い」でウルトラCを出し正面突破。

シットコム形式のレイヤー層や、ワンダのメンタルヘルスについて、わかる人にはそれとなく感じられるように作られていて深みがあり、そうでない人もたっぷり楽しめるようになっていて、内容そのものよりもそういったエンターテイメントの戦略に関心してしまった。

回を追うごとにシットコムパロディーの年代が上がっていくのだが、ep3あたりから「あ、これ近代だとモダンファミリーくるかな?」と予想したらep7「第四の壁を破って」で登場で俺歓喜。クレア役ジュリー・ボーウェンもインスタで反応したのが話題になった。

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マスター・オブ・ゼロ:シーズン3

前情報何もなしに観始めて、えぇ…俺のマスターオブゼロは…(困惑)といった感じで始まったのだが、とてもよかった。5話構成でデニース達の幸せそうな結婚生活から始まり、あることをきっかけににすれ違っていくデニースとアリシア、離婚から不妊治療問題が重くのしかかる。

デニースもアリシアも問題へ直面すると親へ電話したり友達と電話したりするのだが、そのシーンがとても良く、彼女達の周りには温かく素敵な眼差しに溢れている。反面、治療費や社会保障(6か月間パートナーとの妊娠を試みて不妊である事が証明できれば不妊治療の保険適用なのだが、同性愛者の事がすっぽり抜けていたりする)など冷たく硬い壁が迫り、厳しい現実が描かれる。

「このサイテーな世界の終わり」でも抑え目かつ気迫に満ちた演技をしたアリシア役のナオミ・アッキーがほんとに素晴らしい。なんとなく救いがあるような終わり方をするが、最後デニースが一人でマリファナを吸う意味ありげなシーンはなんだろう?

ザ・サーペント

1970年代に東南アジアでバックパッカー達を殺害していたシャルル・ソブラジと彼を追うオランダ人外交官を描いた実話を基にしたドラマ。前半は時折やすっぽいズームが使われたり、まるきり見た目が70年代ルックで作られている。当時のファッションに身を包んだ自信に溢れているように見えるマリー(ジェナ・コールマン)が美しいのだが、シャルルに選ばれているのか利用されているのか不安を感じたり、徐々に自分がしている事に自覚的になっていき次第にやつれていく様が見ごたえがある。

彼らの悪事を知ってしまい追う事になったクニッペンバーグは不器用な正義感の持ち主であり、徐々にソブラジにのめり込んでいくのはまあ、テンプレなのだが、なかなか良いキャラクターである。お気に入りはシーモンズおっさんです。

ラブ、デス&ロボット:シリーズ2

1話平均10分程度のアニメーションアンソロジー。シリーズ1の「目撃者」が好きだったのだが、シリーズ2ではハードなSF風味が強まっているように思った。
ブレードランナーやエイリアン世代の断末魔だろうか、ああいったSFが映像作品として主流になることはこの先しばらくはないだろうな、というなぜだが少し寂しい気持ちになった。


ファルコン&ウィンターソルジャー

面白かった。MCUマイアミ・バイスか?と思いきやキャプテンアメリカがいなくなったその後、ファルコンの再起とバッキーを丁寧に描く。書いていて気付いたがワンダビジョンもこれも喪失からの物語という点で共通しているように思う。関係ないが「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」でファルコンと(暫定)新キャプテンアメリカが出てますね。

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス

おもしれー。ホラーなのだが、いい加減にしろこの野郎(笑)! と思わず呆れ笑ってしまいそうなくだらんジャンプスケア(びっくり演出)が来たかと思うと息もするのを忘れるくらいにギンギンに冴えわたった緊張感のあるシーンが来たり、最終話に向けて明らかになる謎にくぎ付けになり、良い意味でバランスの崩れたドラマだった。
下は有名なびっくりシーンをみた少年?と思いきや青年。

youtu.be

ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー

NETFLIXのアメホラを作ろうとしているのか?キャストは同じでストーリーと配役がシーズン1と異なるというフォーマットが同じである。

シーズン1のようにはなかなか乗れず。すこしストーリー上の要素が多く取っ散らかった印象を受けた。

 

ドキュメンタリー

死後の世界を探求する:シーズン1

臨死体験霊媒師、死者からのメッセージなど複数人の証言を基に死後の世界を検証する。人間の「意識だけ」というものが存在するのかも?と見終わった後には少し世界が広がったように感じられる。ちなみに英語圏でなんというのか忘れてしまったがここでも取り上げられている所謂コックリさんについては Disney+でも配信されてるナショジオの「脳トリック」シーズン5で科学的な説明がされているのでこちらもぜひ。(脳トリックは子供達と観ているが面白い)

事件現場から:セシルホテル失踪事件

 2013年にロサンゼルスのセシルホテルの屋上にある貯水槽から死体が発見された事件を取り上げる。なんとも不思議なエレベータ内の映像や周辺で起こる推理や偶然の一致、深まる謎に一気見。ラストには悲しい事実と見解が明らかになる。しかしそれを最後に明かすのはちょっとずるくないですかね…

 

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そういえばなんと「デクスター」がリミテッドシリーズで復活だそうで。

https://youtu.be/Qr5NixKgrz8

今年秋、10エピソードとのこと。

173 - 最近観てたもの 2020年秋冬

マンダロリアン シーズン2

楽しいね〜。前半は「どうせ暇だろ。手伝ってくれ」みたいな(ほんとにこういうセリフがある)お使いサブクエスト話が結構あるのだが、これはこれで7割の期待値で観て1.3倍リターンがある感覚で良かった。(何言ってるか自分でもよくわからない)

終盤は今後の展開へ仕込みとファンサービス。

最終話のダークトルーパーとの攻防からのモフとの戦いが熱い!

シーズン3はどうなるんだろう?自分はあまり映画スターウォーズと繋げないでおいてほしいと思っている。

ザ・クラウン シーズン4

相変わらず、ゆったりとした流れが少しずつ何かの影響を受けながら形を変え、大きなうねりとなってくような語りが良い。

サッチャー首相が登場。しかしジリアン・アンダーソンの演技は、やり過ぎじゃないですかね…

そしてダイアナ。ep6「無主地」で刻々と変化していくチャールズとの関係を描く。お互いが求めているものを与え合えばいいのよ、という一つの解から、最後のシーンでにエリザベスに愛を請い、拒否される姿はもう悲痛と呼ぶ他ない。

モダン・ファミリー シーズン5/シーズン6

netflixで配信がはじまってた!

カリフォルニア州で同性の結婚が認められるようになり、ミッチェルとキャメロンが結婚式の準備。5の最終話で結婚式を挙げるが、6の初回でその後のエピソードがあるのがモダンファミリーらしい。ヘイリーは家事手伝い状態なんだっけ?アレックスは大学進学の気配。

セリング・サンセット シーズン3

なぜか超美人ばっかりの従業員の不動産屋リアリティショー。シーズン2ではお前らいつ仕事してるんだと言いたくなる感じだったが、シーズン3ではそのへんもまあまあ見応えある感じ。クリシェルが突然離婚してしまう。

the inbetweeners シーズン1/シーズン2

童貞コメディ。「青春真っ只中」という邦題がついてるようなついてないような…。しかしイギリスのコメディはジョークがキッツいw いや爆笑しちゃうんだけどね。

いまでもときどきベストコメディシリーズにあがるフォルティタワーズなんかももう放送は40年前だけど、ほんと不謹慎でめちゃくちゃ笑えてしまうだよなあ。

クィーンズ・ギャンビット

薬物か〜またボロボロになる人が出てきて〜、やだな〜、と思いながらみたらまったくそんなこと無かった。いやあるか?ベスの服がいちいち可愛い。どれも一人のショットはハイブランドの広告のようにキマっている。

これをみて、子供のころにチェスを遊んでいた事を思い出した。しかし周りチェスをやる人なんか居なかったと思うが、いまでも駒の動きは覚えている。誰とやってたんだろうか?

シェイムレス シーズン1

これ好きなんだよね〜。ファーゴとかマグノリアにででたウィリアム・H・メイシーが出てる。年金不正受給の調査で誰か適当なおばあちゃんをでっち上げるとか黒サザエさんって感じ(なんでもサザエさんをベースに考える病)

最近なぜだか少し前(といっても5〜6年前)の良コメディが色々netflixで配信されてきてる。そして、一番好きなUS版オフィスがそろそろ配信される!
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172 - マンダロリアン The Mandalorian

https://lumiere-a.akamaihd.net/v1/images/the-mandalorian-character-posters-thumb_8a2a1f72.jpeg?region=0%2C0%2C1280%2C720

 見終わった。良かったね~。

とりあえず赤ちゃんヨーダがめちゃんこかわいい。

時代的には若ルーク3部作とレイ3部作の間のようだ。1話30~40分程度で全8話構成、

登場人物も少なく話を追うのも簡単だ。

 

本筋とは全く関係ないが、なぜだか全体を通してなんか最近のゲームっぽいフレーバーが漂う。

シューターのゲームをやる人ならピンとくると思うが、持ってる武器装備は2種類ありブラスターとライフル(結構万能)だ。アーマーには特殊攻撃が備わっている。

序盤でのアーマーをアップグレードするシーンがある。

賞金首をゲットした資金で鍛冶屋に行きピカピカのアーマーを手に入れて登場する時は、

「あ、ステータス上がったわ」と心の中で思わず呟いた。

(アーマーの特殊攻撃はホイールメニューで選択だぜ。)

最終話ではジェットパックもゲットだ。

 

賞金首を捕まえに行く仕事でも、船にもどってきたらジャワの集団に部品が盗まれて帰れないとか、Falloutみたいなクエストラインのスタート演出が「ドゥーン」ってSEとともにHUDに表示されそうだ。

開始:部品を取り返す

ジャワのキャンプに向かう。

 みたいなやつ。

 

お気に入りのキャラはIG-11。

タイカ・ワイティティの監督した(IG-11の声も担当してる)最終話、ぐっと来た。

https://lumiere-a.akamaihd.net/v1/images/the-mandalorian-character-posters-03_857d51f9.jpeg?region=0%2C0%2C667%2C1000 

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あと、グンガン人がさらっとディスられてて笑った。

171 - 最近観てたもの

去年の夏くらいまで遡る。

感想をほとんど忘れてるがメモしておく。

 

オザークへようこそ シーズン3(途中)

s3になって更に面白くなった。

無駄がなく、ソリッドでスリリングな展開が続く。

ベターコールソール  シーズン5(途中)

もういつのまにかシーズン5。6でおわりだっけ?このドラマはやっぱり「何者でもない現代の迷えるおっさん」の物語を描きたいのかなと思う。ブレイキングバッドの時よりもっとおっさん視聴者に寄り添ったドラマというか。別につまらないとかそういうんではなく、むしろめちゃくちゃ面白い。なんつうか登場人物皆、弁護士だったり悪い仕事だったりして、悩んだり、利害を一致させて助け合ったりするその姿が魅力的なのだよな。

追記:そういえばep2で冒頭のチンピラが暴れまわるシーンでCHAIの曲!うれしいね~。 

ザ・クラウン シーズン3

時代が現代へ近づいてきた。終盤、マーガレットの色恋沙汰を見てると「自分が観たかったのはこれだったっけ?」という気分になったが、ep3のアバーファン炭鉱崩落事故の回は本当に素晴らしい。s2のep9「父として」もお気に入りの回。(エミー賞 2018 のOutstanding Directing For a Drama Series でのノミネート回)

ウィッチャー シーズン1

(原作は読んでいる)

うぉぉ~ep1の1カメ長回しの殺陣がちょ~かっこいい~!

話が追い付けね~!ヤスキエルって誰?あ、ダンディリオンか!

画面が若干チープに感じるときがある。

このサイテーな世界の終わり シーズン2

 インディペンデントでエモい雰囲気がありつつ、1話20分程度でちゃんと面白い。

アリッサは思ってることと行動が正反対になってしまったりするところが未熟さ感じさせるというか、とてもいいと思う。シーズン2ではボニーの復讐が絡み予測不能な展開が良い。

ノット・オーケー シーズン1

こちらも ↑ と制作が同じ?でスタイルとしても一緒。

主人公は アリッサと似た感じがあるけど、おとなしめな印象を受ける。ほんとはあのくらいの感じをやりたかったんじゃないかな~と勝手に思った。

木の質感を感じる家の中の雰囲気が好き。

シーズン2に期待。

アトランタ シーズン2

シーズン1をみて黒人ラッパー版サザエさんだなぁと勝手な感想を抱いたが

シーズン2はピリッとしたシーンも多い。森で迷う回は怖すぎるし悪夢のようなピアノをもらいにいく話もえ?え~?えっ?となる。

胡散臭いザンが好きだったのだけど、もう出てこないのかな?

キリングイヴ シーズン1

良かった。スパイ映画のフォーマットに主演女性二人の変化してく感情、抜けた登場人物やイギリスらしい皮肉の聞いた会話。どうでもよいがロシアのホテルの雰囲気がいい。

イージー シーズン3

あまり話題にならないけど、とても好きなドラマ。

シーズン1から続いてた「オープン・マリッジ」の夫婦の悲しい結末。バーでの話し合いのシーンでの二人の演技(20分くらいある)が圧巻。ビール工場の兄弟の話もよいのだな。

シャープ・オブジェクツ 

面白かった。なにがいいって画面の色がいいんだよな。ムードがありつつストーリーはしっかりしてて、みてるひとは頭の回転をゆっくりさせたまま自然に入り込める。

チェルノブイリ

良かった。孤独に、ボロボロになりながら自分の正義を実行するおっさんの話が好きである。

ユーフォリア シーズン1

好きだ!コアは普遍的な青春物語(とは言ってもかなり過激ではある)でもスタイルが重要なんだなぁと。ルーとジュールズのそろった絵面がいい。

170 - ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス / The Dark Crystal:Age Of Resistance


『ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス』予告編 - Netflix

見終わった。良かった!

 

ストップモーションなどの人形アニメが好きで、新作が出ると必ずチェックする。

(これはマペットアニメ。)

自分は知らなかったのだけれど、「ダーククリスタル」は1982年に映画が公開されているようで、今回のNETFLIX版は10エピソード構成(各話45分~60分程度)でそれの前日譚にあたる。偶然この予告編を見てから一目惚れして配信日を楽しみにしてきたけど、期待を裏切らなかったね!

内容はというと、この世界は悪が支配しているけれど、それでいてなんとかバランスが保たれていて皆幸せそうに暮らしている。しかしある一族があることをきっかけに自分たちが搾取(殺されてエキスにされる)の対象になる事に気づき、あれこれ奮闘していく。

まあ、最初は主役達ゲルフリンや悪役一族のスケクシス達の区別がなかなかつきづらいの問題があるのだけど、敵の策略にはまり罪を着せられて村八分に陥る青年、忠誠心や真面目さ故に凶行に走ってしまう女王の娘や旅の途中にあうユニークな仲間、徐々に明らかになって行くこの世界の成り立ちなど、作りこまれたドラマに見入る。

そして何よりも何がいいって、造形もさながら、撮影が好みなのである。手持ち風、逆光にレンズフレアマペットアニメではあるけど、ライティングやカラーリング、サウンドは現代映画の手法そのもの。

ストーリー上のシーズン2への振りは全開だけれど、NETFLIXのシリーズ継続判断は配信から大体4週間後とのことで、続報を待ちましょう。

169 - American Horror Story S01 / アメリカン・ホラー・ストーリー シーズン1

前から気になってたけども、他に色々面白いのがあり過ぎたので後回しになってた、アメリカンホラーストーリーを見始めた。

 

シーズン1は「呪いの館」といサブタイトルの通り色々問題を抱えた家族が心機一転のつもりで居場所を変えたのは良いが、古い家を買ってそこで色々と呪いとしか説明のつかないおかしなことが起きる。

 

現在E07だが、なんというかこのドラマは奇をてらわずホラーを全部やろうよ、というコンセプトのように思う。というのも出てくるエピソードのほとんどが、どこかで聞いたような話のパッチワークだ。

自分の過去の身勝手な振る舞いに苦しめられる男(こういう話好き)、幽霊と恋をする少女、顔に火傷を負った謎の男、図々しい隣人、実際は老婆だが見る人にはエロいメイドみえる人、マッドサイエンティスト、実在の殺人鬼を崇拝して真似る集団(マインドハンターでも題材になった看護学校生殺し)、悪魔の子を身籠る、などなど、、。

 

受け手によると思うが、所々にコメディなのこれ?と言いたくなるような演出やストーリーが挟まる事がある。

もうキャスティングからして狙ってるとしか思えない、モダンファミリーのキャメロン役の人が豚のマスクの殺人鬼の都市伝説に悩まさせられる話。鏡の前で「豚男、出ておいで」と3回言うと実際豚マスク男がその場にでてきて殺されるという都市伝説を実行してしまいそうで怖い、と思いを精神科医の主人公に打ち明ける。

「勇気を出して言ってみればそんな事は起こらないのは分かる」とアドバイスされ家で実行するのだが、その場に偶然居合わせた強盗に「俺の事を豚男って言ったな」と言われ射殺されてしまう。もう笑うしかない。

 

全編を通して顔のアップのショットが多く低予算感もあるのだけれど、それでも「誰が実在している人物なのか」「どこまで現実なのか」といった境目をフラフラしている感じや過去を掘り下げていく感じは見てて気持ち良い。これで良いんだよね。